2022.08.06 12:00
暑い日、いや、”暑すぎる日”が続く毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
さっそくこの連載で本格的なロケがスタートしました。
初回でも綴った通り、学生時代のわたしがたくさんやり残してしまった青春を
今のわたしがもう一度取り戻したい!という思いから、色々なやりたいことを頭に浮かべてみたのですが
季節は夏
あれ!?わたし、浴衣をプライベートでちゃんと着てお祭りを楽しんだことがないぞ!
ということに気づいたのです。
世間で夏祭りが行われる時期、わたしは9歳の頃から毎年恒例の当時の所属事務所のコンサートがあり、先輩たちの後ろでバックダンサーとしてツアーをまわったりさせていただいていたので
当然土日は全滅!
仕事終わりに偶然お祭りに遭遇することは時々ありましたが、
予定を立てて、ワクワクしながら浴衣を用意して、お祭りに行くことは一度もありませんでした。
そこで今回はこの連載の力を使って「仲良い友達と浴衣で縁日をたのしむ⭐️」を叶えさせていただくことにしました!
青春を取り戻す企画なんだけど大人の力をゴリゴリ使わせていただいてるのもなんかまたとても好きなポイントなのです。笑
誰を誘おうか、めちゃくちゃ悩んだのですが、悲しいことに大人になってからできた友達たちは、基本的に一緒にお酒を飲むことで成立してる友達だということに気付いてしまい
シラフでも素を出して楽しめる友達という条件となるとかなり絞られてしまったのです。
うう…悲しい…
(この連載で友達も作りたい!)
そこで仕事の友達、プライベートの友達、飲み友達、地元の友達 etc…
全てフラットにして考えた時に一番に浮かんだのが
METAMUSEのメンバーであり親友のにっちやんこと西井万理那ちゃんでした!
にっちやんとは年齢も3つ離れていれば性格も趣味も全然違うのですが
いちばん一緒に居やすいというか、何かやりたいことが浮かんだときに
あ!にっちやん誘ってみよう!と思わせてくれる人。
今回も声を掛けるとすぐにOKしてくれて、撮影当日までにっちやんとどんな浴衣を着ようかとうきうきする毎日でした。
撮影当日、時間通りに集合場所のレンタル着物屋さんにあらわれないにっちやん
ですが、わたしとにっちやんはZenlyというアプリで位置情報を共有しているのでZenlyを開いてみると
全然違うレンタル着物屋さんに入ってしまってることが発覚しました。
急いで電話をかけ、電話越しに道を案内し、なんとか合流!
あまりにたくさんの種類の浴衣に2人ともめちゃくちゃ迷いました。
いつもの自分たちらしい浴衣にするか、あえていつも着ない色を着てみるか、
選択肢が多すぎて冒険してみたい気持ちになったりもして…
「まろが先に選んでくれたらそれに合う浴衣を選ぶよ!」とにっちやんが言ってくれたので
その言葉に甘えて自由に選びました。
悩みに悩んだ末、わたしは薄いピンクに大きな赤いお花の柄の浴衣を着ることに。
ぱっと見でかわいいなぁ〜!と思ったのもありますが、わたしの顔がにっちゃんの顔と対照的ではっきりとした顔立ちではないので
柄が淡いと顔がぼやけるかなぁ?と思い、写真映えのバランスなども考えてパキッとした柄をあえてチョイスしたのと
大きな赤い花柄なんて、普段METAMUSEの撮影で浴衣を着ることになったとしても
わたしにまわってくる柄ではない!絶対に藍染カレンちゃんが着る柄だ!と思ったので
今日くらい着ておこうというどうしても仕事モードになってしまうチョイスになったのです。
こういう考えになっちゃうのは完全に抜け切らない職業病だよなぁなんて思いつつ
いざ着てみると、「まろっぽい!!かわいい!!」とにっちやんがベタ褒めしてくれたのでよかった!結果オーライ!
にっちやんは淡いラベンダーの花柄の浴衣で、わたしとは全然違う柄なのですが、どこかお揃いにしたいねという話になり
帯のアレンジとヘアアレンジを、着付けのお姉さんににおそろいにしていただきました。
ヘアアレンジはお姉さんに完全おまかせで
今流行っている”たまねぎヘア”というものらしいです!
最初に、「たまねぎヘアにしてあげるからね〜」とお姉さんに言われた時は頭に黒柳徹子さんが浮かび
にっちやんと目が合った瞬間に、お互いが「おわった…」と思っているのをテレパシーで感じましたが
完成した姿を鏡で見てみると、その不安が一気に晴れるほどのめちゃくちゃおしゃれなたまねぎヘアでした〜よかった〜
着付けも終わりいざ浅草の街へ!
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