ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品
マイケル・ベイ製作のパンデミック・スリラー『ソングバード』 特報映像と場面写真が公開
2022.07.27 14:00
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2022.07.27 14:00
10月7日(金)より公開される映画『ソングバード』の特報と場面写真が公開された。
新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中、逆境を逆手に取り、リアルな緊迫感を伴った都市空間――外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影されたのが、映画『アルマゲドン』(1998年)や『トランスフォーマー』シリーズで知られる“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースを務めた本作。
新型コロナウイルスCOVID-19 は序章に過ぎなかったーー。2024年、到死率は56%、死者数は1億1千万を超えた。隔離を余儀なくされた世界に、希望はあるのか。これは、近未来への警鐘となる作品。
アダム・メイソン監督からの「我々が正に経験している事を、いま映画にしよう」という提案に「いいアイディアだね! やってみよう」とベイが即答し、本作の撮影が行われた。未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である本作は、2020年7月、ロックダウン下のLAで、Frame.ioという新システムを用い、iPhone、GoPro、監視用カメラを多用した映像を、撮影現場にいなくともリアルタイムで共有することが出来たことによって、制限の多い手探り状態のパンデミック下での撮影にも関わらず、スケール感は失われずに撮影を終えることが出来た。
この度、公開された場面写真では、無機質な街の様子と防護服やマスクを身に着けた物々しい人々の姿が切り取られ、ダークな世界観が伝わってくる。あわせて公開された特報映像では、銃を向けられた男が「僕は免疫者だ」と手を掲げる衝撃的なシーンから始まる。パンデミックにより街はロックダウンされ荒廃し、愛する人との接触さえも禁止された世界の映像が映し出される。恋人の感染が疑われ、隔離施設への収監を余儀なくされそうになる中、彼女救う唯一の方法を求め組織に抗う姿や激しいガンアクションが切り取られる。