新作『Guitar Songs』についても語る
ビリー・アイリッシュ、他のアーティストとのコラボが苦手な理由を語る
2022.07.26 18:30
Apple Musicの番組に出演したビリー・アイリッシュ
2022.07.26 18:30
7月21日に2曲入りのEP「Guitar Songs」をサプライズリリースし、初の日本単独公演も発表したBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)。2ndアルバム『Happier Than Ever』のライブ音源などを追加収録した来日記念盤を8月24日にリリースすることも話題になっている彼女であるが、この度Apple MusicのZane Loweとのインタビューに出演した。
2019年にリリースされた1stアルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』を自宅のヘッドルームでレコーディングし、2ndアルバム『Happier Than Ever』を兄・フィニアスのホームスタジオでレコーディングしたビリー・アイリッシュであるが、他のアーティストとのコラボレーションが苦手な理由を明かしている。
何年間か、他のアーティストともコラボしてみたけど、あまり好きじゃなかった。そもそもスタジオが好きじゃないし、スタジオでのセッションが好きじゃない。スタジオのヴァイブスが昔から好きじゃない。窓もないし、ウィードのにおいがするし。他のアーティストたちもいて、アホっぽい感じで歩いてるのを見られると恥ずかしいし。よくわからないけど、スタジオにいるのは社会的な不安を感じる。だから私には合ってないし、楽しめない。
他のアーティストとのコラボが苦手な理由を語ったビリー・アイリッシュ。Zane Loweも「今ビリーがスタジオについて言ったことは、全て本当のことだ。時間も常に気にしないといけないし」とコメントをしている。基本的に兄のフィニアスと制作をしているビリー・アイリッシュであるが、今作『Guitar Songs』をサプライズリリースした理由についても、このように語っている。
これらの曲をリリースしたかった。大きなアーティストになると、全てのリリースが大きく扱われる。5ヶ月前に音源を提出しないといけなかったり、映像を撮ったり、プレスをしたり…他にもたくさんやらないといけないことがある。それも良いんだけど、音楽をただ作って、それがリリースされるということを随分と長くやってなかった。
音楽を始めたときのように、親の家で、フィニアスのギターで一緒に曲を作って、人に聴かせるという方法にしたかった。私たちが始めた当初は、ミーティングがあっても音源がなかったから、ギターを持って生で曲を聴かせていた。そうやって今一緒に仕事している人たちと出会ったし、それが私たちのルーツだ。楽器を持って、フィニアスと2人だけで作る。そうやって音楽を始めたから。
『Guitar Songs』に込められた思いを語ったビリー・アイリッシュ。世界ツアーの日本公演は、8月26日に有明アリーナにて開催される。