予告編で使用されたボブ・マーリーのカバーも収録
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のプロローグEPがリリース
2022.07.26 16:00
『Black Panther: Wakanda Forever Prologue』ジャケット
2022.07.26 16:00
映画『ブラックパンサー』の続編となる『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の予告編が公開され、11月11日に日米同時公開されるとが発表された。さらに、本日、続編のプロローグとなるEP『Black Panther: Wakanda Forever Prologue』がリリースされた。
EP『Black Panther: Wakanda Forever Prologue』には、予告編で全面的に使用されていたTemsによるボブ・マーリーの「No Woman No Cry」のカバー、アフロポップシンガーのAmaaraeによる「A Body, A Coffin」、そしてメキシコのヒップホップアーティスト・Santa Fe Klanによる「Soy」が収録されている。予告編では、「No Woman No Cry」とケンドリック・ラマーの人気曲「Alright」が、「alright(大丈夫)」という歌詞でリンクするようにマッシュアップされている。
こちらのプロジェクトは、前作のサウンドトラックに引き続き、過去にはチャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」、そしてクリストファー・ノーランの『Tenet』など、数多くの作品を手掛けてきたLudwig Göransson(ルドウィグ・ゴランソン)がプロデューサーを務めている。ゴランソンと、監督のライアン・クーグラーは、プレスリリースでこのように語っている。
このプロローグは、『Wakanda Forever』を聴覚的に紹介するきっかけとなる作品だ。このサウンドの世界は、メキシコとナイジェリアの旅からはじまった。私たちは音楽に込められた文化的、社会的、そして歴史的な意味を教えてくれた伝統的なミュージシャンたちと一緒に制作をした。彼らの音楽の伝統的な使い方、そして新しい使い方、どちらも探検したインストゥルメンタルとボーカルの録音をたくさん作った。この旅では、映画のキャラクターやテーマと共通点のあるアーティストたちとレコーディングが行われた。脚本と伝統的なミュージシャンたちをブループリントとして、映画のキャラクター、ストーリー、そして文化を音楽的に表現した。これらのセッションやワークショップから、『Wakanda Forever』のスコアとサウンドトラックはどちらも自然に進み、成長していった。これらを組み立て、映画の没入的な体験を包み込んだサウンドの世界を作った。
ケンドリック・ラマーがエグゼクティブプロデューサーを務めたサウンドトラックが好評であった第一作目であるが、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でも音楽が重要な役割を担っているようだ。