11年ぶりに復活した伝説的バンド
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、ライブ中にセキュリティにタックルされる
2022.07.25 15:00
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「Killing In The Name」トロント公演
2022.07.25 15:00
2022年7月9日に米ウィスコンシン州で11年ぶりのライブを行ったRage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)。現在「Public Service Announcement」ツアーを実施中の伝説的なバンドであるが、現地時間7月23日に行われたトロント公演にて、セットリスト最後の曲となった「Killing In The Name」の演奏中に、ファンがステージに押しかけるというハプニングがあった。
バンドを守るために飛び出したセキュリティガードであったが、飛び出した先にはギタリストのトム・モレロがいたのだ。結果的にトム・モレロがセキュリティにタックルされ、ステージから落ちてしまうというアクシデントが起こった。タックルされたトム・モレロに気がついたボーカルのザック・デ・ラ・ロッチャは、「待て!待て!」とバンド演奏を中止させた。
しばらくして起き上がったトム・モレロに観客は拍手と歓声を送り、ザック・デ・ラ・ロッチャは「そういうの(ステージに押しかけるの)は止めよう。私たちは大丈夫だ。みんな愛してるけど、そういうのはやらないように」と、ステージに押しかけたファンに対してメッセージを送った。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは「Killing In The Name」を最初から演奏しなおし、無事ライブを終えた。
タックルされるトム・モレロの映像は1:00から見ることができる。