©2022「ある男」製作委員会
2022.07.20 16:20
今秋に公開予定の映画『ある男』から場面写真が公開された。
第70回読売文学賞を受賞、累計21万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」。本作は、主人公城戶役の妻夫木聡をはじめ、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明ら日本を代表する俳優陣が顔を揃え、『蜜蜂と遠雷』 の石川慶監督により映画化となったヒューマンミステリー。
今年3月に公開され、妻夫木自らがナレーションを担当した特報映像では、里枝(安藤サクラ)が“ある男”大祐(窪田正孝)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出される中、後半では“愛したはずの夫が、別人だった”という衝撃の事実が明かされる。SNSからは早くも大祐の正体について考察する人や、謎が謎を呼ぶ展開に期待の声も。業界内外問わず、物語を丁寧に紡いだ特報を絶賛する声が届いている。また映像内では、L.A.在住のシンガーソングライターKina Grannisによる、エルヴィス・プレスリーの名曲「Canʻt Help Falling In Love」のカバー曲ではじまり、里枝と大祐の関係を描くシーンとマッチし、映像をより深いものへと導く。また、劇伴を担当した日本映画への参加は初となる台湾の室内楽アンサンブルグループ「Cicada」による楽曲も使用され、さらに映画の世界観を表している。
今回、そんな話題の特報から切り取った印象的なシーン場面写真も到着。里枝から亡くなった大祐の身元調査の依頼を受けた城戶の複雑な表情を捉えたもの、里枝と大祐が向き合い心を通わす場面が切り取られている。