2022.07.16 17:00
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2022.07.16 17:00
現在公開中の『リコリス・ピザ』から、主演のアラナ・ハイムのインタビュー映像が公開された。
ベルリン国際映画祭で金熊賞、世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンすべてで監督賞を受賞した監督ポール・トーマス・アンダーソン。その最新作『リコリス・ピザ』はオリジナル脚本の完成度の高さ、細かな脇役に至るまで行き届いた演出が高く評価され、アカデミー賞主要3部門にノミネートされた。主演は三姉妹バンド、ハイムの三女であるアラナとアンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめにし、全米の映画賞を席巻した。共演にショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディとレジェンドが集結し、ふたりの感情に寄り添う音楽を手掛けたのはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。アンダーソン監督とは本作で5作品目のタッグとなる。
この度公開されたのは、アラナのインタビュー映像。アメリカ本国での公開後、作品がみんなに愛されていることについて「すごく嬉しい」と素直に喜びを表現する。ミュージシャンとして姉たちとともにロック・バンド ハイムのメンバーである彼女は、「演技をしてみたいと思っていたのか」との問いに「私は何に対してもノーとは言わないの。映画の中で『エージェントに何を言われてもイエスと言え!』とゲイリーが言うシーンがあるけど、それは私の人生のモットーなの」と軽やかに答える一幕も。その他、クーパーとの共演シーンについて、アンダーソン監督との関係性、初めて脚本を読んだ時に主人公の名前が自分と同じアラナであると知ったときの気持ちについてなど、本作にまつわる貴重なエピソードをたっぷり語る。「日本大好き!」と笑顔で日本へのメッセージも送った。