ゴーストライターはあり?なし?
クリス・ブラウンがゴーストライターについて語る 「ラッパーはダメだが、シンガーはOK」
2022.06.30 17:00
クリス・ブラウン「Drink Champs」
2022.06.30 17:00
Chris Brown(クリス・ブラウン)が2022年6月24日に、10枚目となるアルバム『Breezy』をリリースした。
新アルバム『Breezy』をプロモーションするために人気番組「Drink Champs」に登場したクリス・ブラウンであるが、彼がヒップホップにおける「ゴーストライター」の存在について語っているので紹介をしたい。ヒップホップ業界では、ラッパーがリスペクトされるためには自身でリリックを書くことは必須であるが、シンガーにとってはそうではないとクリス・ブラウンは語る。
クリス・ブラウン:ヒップホップの視点で言うと、自身の経験や行動をラップすることが重要だ。だから他の人がやった強盗の話なんて聴きたくない。ヒップホップのカルチャー的には、「あのラッパー、他のやつにリリックを書いてもらってイケてる」とはならない。もし書いてもらっているなら、なんでお前の曲を聴かないといけないんだ?むしろその書いたやつの曲を聴くべきだろ。
俺は自分のアルバムで書いてくれるやつを蔑ろにしたりはしない。もちろん一緒につくるコ・ライターはたくさんいるけど、俺のように歌えるやつが他にいるか?美しいものを作れても、美しいサウンドにできなければ誰も聴いてくれない。
ラッパーはリリックで自身の経験などについてラップをすることが重要だからこそ、ゴーストライターを雇うことは好ましくないと語った。しかし、シンガーの場合は、ラッパーの評価基準とは違い、自身の歌声が評価されるため、他の人に書いてもらうことは問題ではないと自身の考えを明かした。『Breezy』に収録されている「Catch a Body」と「WE (Warm Embrace)」のMVは下記からチェックできる。
(source & 画像)https://youtu.be/nyYyKfG4Brw